SSブログ
レース回顧 ブログトップ
- | 次の5件

カペラS的中の一方で・・・阪神JF回顧 [レース回顧]

カペラSの結果はページ上に載せた通り。
差し馬と距離短縮馬を狙えば獲れるレースだった。
だが、的中したレースを「なぜ獲れたか?」と敢えて詳しく振り返る必要はない。 それより外したレースを「なぜ外してしまったのか?」ということを考える方がよっぽど重要だ。



まずレース全体を振り返るとやはりスピード(スプリント志向)ではなく、パワーやタフさが求められたレースであったことは間違いない。危険な人気馬だったサウンドリアーナはブービー負け。

・ローブティサージュ
ファンタジーS組ではやはりこの馬が最上位に来た。内枠を活かして実にスムーズなレースが出来た。
ウォーエンブレムの前向きさと母父のスタミナ・タフさが合わさっているイメージ。
今後ウォーエンブレム特有の気難しさが出たり、上がり33秒台を求められた時が未知数ではある。

・クロフネサプライズ
初めてのマイルで激走。正直手が出なかった。りんどう賞というのは毎年のように開幕直後の京都の馬場を味方につけての逃げ切りが目立つだけにここではどうかと思ったが・・・。クロフネ×トニービンでパワーと持続力はある血統だけにそれをフルに活かしたということだろうか。瞬発力勝負ではキツいだろう。

・レッドセシリア
注目種牡馬として挙げたハーツクライ産駒の中では人気薄のこの馬が3着。元々この騎手を買うつもりはないので眼中になく、また馬体も減っていたので厳しいと思っていたがインを突いて好走した。ハーツクライ産駒は関西圏では京都より阪神の方が信頼できるので覚えておいて損はないだろう。

・コレクターアイテム
直線伸びてはいたが4着。結果的に内を走った3頭が上位だったので外に出してはキツかったか。浜中騎手に関してだが、もうちょっとドッシリ落ち着いて騎乗してほしい。今日も慌てて追い出して4角で外の馬にぶつけていたし他のレースでも気持ちが出すぎてしまっている時がある。冷静さがもう一つ備わっていないところがGⅠで結果が出ない要因ではないだろうか。

・カラフルブラッサム
流れについていけず最後方追走も直線だけで5着に来た。もう少しはついていけると思っていただけに残念だが距離伸びて良いのは明らか。来年はオークス狙いのローテになるだろう。

・アユサン
終始外に逃げていたということだしこれも今日の馬場傾向で大外は辛かった。上位の馬との能力差は大して感じない。巻き返しもあるだろう。

・サンブルエミューズ
無難に乗ったが負けたという感じ。極端なレースをした方が味が出るのかもしれないがそうなると18頭立てだとしんどいかもしれない。頭数が落ち着いたレースで狙ってみたい。

馬場に関してだが差し馬でも内を突いていれば上位に絡んでいたので「内先行有利」ではなく単なる「内有利」だった感じ。ここ数日かなり気温が下がり冷え込んでいるので路盤が硬くなりインコースがスピードに乗る状況だったのかもしれない。

強風も吹いていたし、近年の中ではちょっと特殊な条件下で行われたレースだったので来年にこの傾向をそのまま使えるかは疑問だが、もっとあらゆる事を分析して予想に取り入れられるようになりたいと改めて感じたレースだった。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

世代交代!?武豊エスポワールシチーの敗因とは。 [レース回顧]



ジャパンカップダート、2番人気に推されながらも10着と大敗した武豊エスポワールシチー。
感想としては「不吉な予感が的中した、負けるべくして負けたレースだ」ということ。

まずはこのレースで逃げるか逃げないか、が重要なポイントだったが武豊は逃げを選択。
これが裏目に出てしまった。

実は最近のエスポワールシチーは以前とは変化があった。
主戦の佐藤哲三が乗った1週前追い切りで前半から掛かってしまい、終いバタバタでゴールインというチグハグな調教をしていた。武豊が乗った最終追い切りでは前半掛かるのを何とか抑えて終いを伸ばす調教をしたが、武豊は「意外と掛かる印象を受けた」とコメントしていた。

その流れがあっただけに、レースでは逃げないのではないかと思っていたのだが、内枠だったのと、控えて内に包まれ動きたい時に動けない状況を恐れたのか、武豊は押して押してハナを主張したのだが・・・。

上記レース動画の38秒~40秒あたりを見てもらえればわかるが、スタートから仕掛けたことによって、明らかにエスポワールシチーは力んで走ってしまった。

逃げ馬というのは少々のハイペースでも、自分のペースで力を抜いて走れれば最後までしっかり走れたりするが、今回のエスポワールシチーのように力んで走ってしまうと、例えそんなに速くないペースでもスタミナが持たない。

加齢による衰えも全くないとは言えないが、今回の最大の敗因は「力んで走ってしまった」ことに尽きると思う。
今回の場合は調教時から、レースで掛かってしまう前兆を見せてただけに、もうちょっとそこを考慮して乗れなかったのかという疑問もあるが、内枠を活かした乗り方を優先したということだろうか。

エスポワールシチーに限らず、歳を重ねるにつれて、馬も動物なので変化していく。
その変化に気づき、予想に取り入れれば馬券的中アップに繋がるのかもしれないと感じた。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬
- | 次の5件 レース回顧 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。